旧SMILES@LA
長い間お世話になりましたが、2014年10月引っ越しいたしました。

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あが

Author:あが
LA郊外に住むお気楽バカ夫婦と、
ドーベルマン×ウィペット(推定)のミックス犬ニコ(9歳♀)デカスギミニチュアピンシャーのニヤ(8歳♀)の家族です。

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ピットブルのウォレスが教えてくれたこと
The Lost Dogs: Michael Vick\'s Dogs and Their Tale of Rescue and RedemptionThe Lost Dogs: Michael Vick\'s Dogs and Their Tale of Rescue and Redemption
(2012/01/01)
Jim Gorant

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久しぶりにこの表紙をトップに持って来ました。
去年、本の内容を連載形式で紹介したThe LOST DOGSです。
プロアメリカンフットボールNFLのスター選手マイケル・ヴィックが闇闘犬の主催で逮捕され、保護された犬達の物語です。今年になってペーパーバッグ版が出版されて、それに併せて犬達のその後の情報もアップデートされたものになっているので、ハードカバー版よりもこちらがお勧めです。

このThe LOST DOGSの著者ジム・ゴーラント氏が先月新刊を出版されました。

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「こちらです。」

タイトルのウォレスというのは表紙になっているこのピットブルの名前です。

生まれて数週間という時期に元々の飼い主が不慮の事故で亡くなり、兄弟犬達といっしょにアニマルコントロールに保護されたウォレス。
この飼い主は確たる証拠はなかったけれど限りなく怪しい闇闘犬用のブリーダーまたは犬ブローカーだったようでした。ウォレス達は運良く闘犬の世界に送り込まれることなく、ある警官にアダプトされていきました。
しかし2歳になった頃、彼の有り余るエネルギーが手に負えなくなった2番目の飼い主はウォレスをシェルターに連れて行きました。

ただでさえエネルギーの塊のようだった犬は退屈なシェルター生活で問題行動を増幅させて行きました。しかしシェルターでボランティアをしていたルー・ヨリさんと彼の妻のクララさんに出会い絆を築き上げていっていた矢先、折悪しく彼らの新婚旅行中にウォレスの殺処分が予定されてしまいました。ウォレスの殺処分をストップするために奔走し、既に2頭の犬といっしょに暮らしていたにも関わらず彼らはウォレスの里親になりました。

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「ウォレス、ラッキーだったね。」


話が少し戻りますが「ヴィックの犬達」の記事の中に登場したヘクターという犬を覚えていらっしゃいますでしょうか?
このエピソードに登場した犬です→ジョニー・ジャスティス
このエピソードの中で『ヘクターの新しい飼い主さんはピットブル界の超有名人で、ディスクドッグのチャンピオン犬(もちろんピットブル)のオーナーです』と少しだけ触れた人、それがウォレスの飼い主のルー・ヨリさんです。

そう、つまりそのディスクドッグのチャンピオン犬というのがこの主人公のウォレスなんです。問題行動が手に負えなくて最初の飼い主に手放され、シェルターでも望みがないと見放された犬、それが全米のディスクドッグのチャンピオンになったのです。

彼の有り余るエネルギーを良い方向に導く為、ルーさんはディスク競技を選びました。しかし、そこにはやはりピットブルという犬種への偏見という高い壁がありました。
また、そのような偏見は抜きにしても筋肉質で体の重いピットブルがディスク競技で華麗にジャンプするなど、多くの人が想像すらできなかったのです。そんな大方の予想を大きく裏切り、ルーさんとウォレスは大きな偉業を成し遂げました。

この本はThe LOST DOGSに続いてのピットブルの救済と再生の物語です。

Wallace: The Underdog Who Conquered a Sport, Saved a Marriage, and Championed Pit Bulls--One Flying Disc at a TimeWallace: The Underdog Who Conquered a Sport, Saved a Marriage, and Championed Pit Bulls--One Flying Disc at a Time
(2012/08/30)
Jim Gorant

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The LOST DOGSのように目を覆いたくなるような惨いシーンが無い分、ドンドン読む進むことができます。実は私もまだ読んでいる途中なんですけれどね、また読み終わってないのに紹介してしまいました(笑
映画を観るようなゴーラント氏の美しい文章ももちろん健在。翻訳版は出ていないけれど、英語でもいいよという方はぜひ読んで頂きたいです。

犬という生き物の素晴らしい可能性に再び魅了されることは請け合いです。


こちらは競技をするウォレスとルーさん。(音楽で始まります。ご注意を。)



でもね、運命はなんと冷徹なことか。

「続きを読む」からどうぞ。


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あれから5年
2007年4月25日、アメリカはバージニア州サリィ郡にある広大な敷地の屋敷から51頭のピットブル達が保護されました。
屋敷の持ち主はプロアメリカンフットボールの超人気選手マイケル・ヴィック。

そう、あの「Vicktory Dogs」が保護されて新しい犬生への第一歩を進み始めた日から昨日でちょうど5年だったんです。

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「ふ〜ん、その頃はまだあたしはこのお家に来てなかったわ。」

ほんとだね。そう思うと5年の重さがずしりと来るね。


マイケル・ヴィックと犬達のストーリーは2010年に「The LOST DOGS」という一冊の本にまとめられ出版されました。
The Lost Dogs: Michael Vick\'s Dogs and Their Tale of Rescue and RedemptionThe Lost Dogs: Michael Vick\'s Dogs and Their Tale of Rescue and Redemption
(2010/09/16)
Jim Gorant

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そして、その本の紹介をこのブログの左側のメニュー「カテゴリー」の中で「ヴィックの犬達」として連載形式で書いていきました。

これが2007年の4月25日のことを書いた記事。
The LOST DOGS 捜査から保護まで
カテゴリーの全記事はこちら「ヴィックの犬達」
読んでいらっしゃらない方は古いものから順番に読んで頂けると光栄です。

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「おうちが見つかった子も、まだ見つかってない子もみんな元気かな。」

5周年を記念して、Vicktory Dogsの近況を伝える動画を作ってくれた人がいます。
お馴染みの名前もたくさん登場しますよ。ぜひご覧下さい。


どの犬もみんな暗い過去等みじんも感じさせない明るい表情で、飼い主さん達もみんなとびきりの笑顔で、見るだけでジーンと来ちゃうでしょ?

 5年前には闘犬の証拠品として保護された犬達は問答無用で殺処分が当たり前でした。全米最大の動物保護団体であるHumane Societyの代表ですら「ヴィックの犬達は殺処分にするのが妥当である。」と公式声明を出したほど。しかし、Vicktory Dogs達はただ家庭犬になっただけでなく、グッドシチズンテストに合格したり、セラピードッグになったり、誰も想像もしなかったような活躍を見せてくれました。
そしてその結果、Humane Societyでは方針を大きく転換して、保護された元闘犬達も可能な限りリハビリをして新しい家庭を探すことを実行し始めました。
5年の間に天国に旅立ってしまった犬も少なくないけれど、彼らが残した功績の大きさは計り知れません。

「犬ってすごい」彼らの物語を紹介しながら、何度この言葉が頭を巡り、実際に文字にしたことか数え切れないほどです。


でもそんな思いに浸っていた矢先、またやり切れないニュースが耳に入って来ました。
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「ああ・・・あのサイテーな・・・。」

シンガーのクリス・ブラウンが自宅でピットブルの繁殖を行い、しかもその子犬を1頭1000ドルでインターネットで販売していたというものです。
クリス・ブラウンと言えば2年前当時のガールフレンドのリアーナへの暴力事件もまだ記憶に新しいところ。

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「ほんと信じられない・・・。」

残念ながら現在のLAの条例ではクリス・ブラウンに何らかの罰則を与えることは出来ません。ただ、動物虐待防止協会が目をつけているので調査が入るかもしれないことは期待しています。
これがアルバカーキー市のような条例があれば、ブラウンは速攻で有罪なんですけれどねえ。

けれど、実はロサンゼルス市もつい最近、生体販売を禁止する条例の法案が可決したところなんです。実際の法の施行に向けて現在調整中なので、ブラウンにも次回はないと思われます。

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「よかった!」

少しずつ少しずつですが、良い方向に向いている気がします。少なくともそう信じてできることをしていきたいと思います。



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ジョン・ガルシアさんとジョージア
昨日の記事でこの本のことを紹介しましたら
DogTown: Tales of Rescue, Rehabilitation, and RedemptionDogTown: Tales of Rescue, Rehabilitation, and Redemption
(2010/10/19)
Stefan Bechtel

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コメント欄でベックマンさんから「ジョージアも自分のおうちが見つかってよかった」とのご報告が。

えっ!!!

知らんかったよ!?ダメじゃない!The LOST DOGS広報委員日本語担当として失格じゃない!
「もしや?」と思ってベストフレンズのブログを検索してみましたら・・・やっぱり。
2月10日の記事でした。日本帰省から帰って来たその日ですね。
バタバタしてネットのチェックが出来てなかった頃のことでした。

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「もう、おかーさんたらイイワケばかりでカッコ悪いわ~。」

では遅ればせながら、ドッグタウンに来てからのジョージアと彼女の今のお話をいたします。

「ドッグタウンとかジョージアとか何?」と思われた方は左側のバーにあるカテゴリー欄「ヴィックの犬達」を古いものから順にご参照下さい。

さて、そのヴィックの犬達カテゴリーの記事の中でジョージアのことを紹介したのがこの記事。
新しい生活・ローズとジョージア

新しい生活というタイトルの通り、闇闘犬の世界から保護され、その後シェルターでの退屈な日々を過ごしていた犬達が新しい生活の一歩を踏み出した時のお話です。
全部で47頭いたヴィックの犬達のうち、特にリハビリが困難と思われた犬達22頭がベストフレンズのドッグタウンへと移送されました。

ベストフレンズはヴィックの事件の当初から犬達を引き取りたいと積極的に働きかけており、22頭の移動が決まるやいなや、すぐに数名のスタッフを犬達が保護されていたバージニア州のシェルターへと派遣しました。
新しい環境に連れて来られた時に知らない人間に囲まれるのではなく、あらかじめ世話をする人間と犬の絆を結んでおきたいと考えたからです。

ジョン・ガルシアさんもそのスタッフのうちの一人でした。
今までにもハンサムダンのエピソードの動画等で登場しているあのトレーナーの男性です。
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この人ね。

ジョンさんはベストフレンズのアニマルサンクチュアリのすぐ近くの小さな町で生まれ育ちました。
こんな広大の敷地のある場所ですから当然ものすごい田舎町で、そういう場所の例に漏れず彼の故郷はとても保守的な場所でもありました。
ジョンさんは早くにお父さんを病気でなくされ、お母さんの女手一つで育てられました。
今はスラリとカッコいいジョンさんですが、子供の頃はボッチャリと肥満気味の子供だったそうです。
田舎町のシングルマザー、つまり経済的に決して恵まれてはいなかったということです。
子供のお腹をふくらませるための安価な食べ物というと、高カロリー高脂肪のものがお約束のこの国。
子供の頃のジョンさんの体型も、彼のバックグラウンドを表していたのでしょうね。
加えてジョンさんのオリーブ色の肌、ガルシアというラテン系の苗字。
全てが学校で孤立して友達のできない理由に結びついていました。
(LAみたいな場所ではジョンさんみたいな人はむしろ多数派で肩身の狭い思いなど全くすることはないんですよ。でもアメリカの保守的な田舎町というと、こういう状況になってしまうわけです。)

そんなジョン少年の唯一の友達は一緒に暮らしていたチャウチャウミックスの犬でした。
動物は彼を見た目でジャッジしたりしないし、こちらの愛情に素直に応えてくれる。
大人になったら動物のために働きたいというのは彼の一番の夢でした。

IMG_9913_20120305171241.jpg
「ジョンさん夢が叶ったんだ~。よかったね。」


高校を卒業してすぐに、彼は自宅のすぐ近くにあったベストフレンズの門を叩きました。
それから10年、犬達のために働いて来た彼はバージニアのシェルターでジョージアに逢いました。

全ての犬を愛しているというジョンさんですが、彼はとりわけピットブル達が大好きです。
ピットブルのことを愛情を込めてピッティと呼び、ヴィックの犬達22頭との顔合わせに行く時は「22頭のピッティに会える~!」と子供のように喜んでいました。

いよいよ22頭の犬達と対面した時、ひときわ強く彼の目を惹き付けたのがジョージアでした。
それはまるでラブストーリーの始まりのようだったと言います。
最初は少しツンとしていたジョージアでしたが、ひとたびジョンさんと目が合うと1人と1匹は同時に恋に落ちました。
闘犬のために極端に短く切り取られたジョージアの耳の後ろをジョンさんが撫でてやると、ジョージアは茶色い聡明な瞳で彼を見上げ、次の瞬間にはなんとお腹を見せて甘え始めたのでした。

並外れて強かったために闘犬マシーンとして扱われ、その後は繁殖のための道具にされ、全ての歯を抜かれ、体中を傷跡に覆われているジョージアが、そんな仕草を見せたのです。

この日からジョージアはジョンさんの「My Girl」になりました。

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「おとーさんもニコのことMy Girlって呼ぶよ。」

うん、そうだね。ニコとおとーさんみたいだったんだね。


長くなりましたので「続きを読む」から。


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さよならレオ
久しぶりに「ヴィックの犬達」というカテゴリーで書くお話が悲しいものであることがとても残念です。

タイトルの通り、あのレオが天国へと召されました。クリスマスの前、12月中旬のことでした。
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レオのストーリーはこちらです。
The LOST DOGS バウンサー
The LOST DOGS レオ

マイケル・ヴィックの所から救出され、保護団体OUR PACKの設立代表者のマーシナ・マックレーさんに引き取られたレオ。
マーシナさんの手でリハビリ、訓練されてがん患者のセラピードッグとして活躍していたレオ。

レオは2011年の6月頃からてんかん性の発作を起こすようになりました。
09年から続けていたセラピードッグとしての活動も中止し治療に専念しましたが、原因は特定できずレオの症状は悪い方へと進行していきました。

1日のうち、普通に過ごせる時間がどんどん少なくなって行き、レオのQuolity of Lifeが完全に失われたと判断したマーシナさんと獣医師、専門医はレオを苦しみから解放してやる決断を下しました。

Leo.jpg


レオは今はもう苦しみのない世界で、また元気だった頃の様に飛び跳ねていることでしょう。

明るくて天真爛漫で優しい犬だったレオ。マーシナさんや先住のピットブル兄貴達との生活が彼にもたらしたものの大きさは計り知れないものだと思います。

そしてレオが周りの人々や私達にくれたものの大きさも同様です。

レオ、ありがとう。ゆっくり休んでなんて言葉はきっと君には似合わないね。
ジャスミンや他の仲間達とも再会できたかな。
私もいつの日かキミに会えるのを楽しみにしています。


在りし日の働くレオの姿です。

リトルレッドが~♪
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「みなさーーーーーん!お知らせがありまーーーーーーーーーす!」


毎度おなじみのこちらの本The LOST DOGS
The Lost Dogs: Michael Vick\'s Dogs and Their Tale of Rescue and RedemptionThe Lost Dogs: Michael Vick\'s Dogs and Their Tale of Rescue and Redemption
(2010/09/16)
Jim Gorant

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闇闘犬と動物虐待で逮捕され服役したNFLのスター選手マイケル・ヴィックに所有されていた犬達のリハビリの過程を描いたドキュメンタリーです。

つい2週間ほど前にこの本に登場した犬達のうちの2頭、ジョージアとリトルレッドがケーナイングッドシチズン検定に合格して、里親を募集する資格がとれたことをお伝えしました。
「おめでとーっ!Girls!」

リトルレッドの過去のお話はこちら。

リトルレッド


リトルレッドとボーイフレンド達


あの、咬ませ犬として虐待され、人も犬も見るもの全てに怯えていたあのリトルレッドが・・・

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「ついに自分だけの家族をみつけて、保護施設を巣立っていきました~!」


マイケル・ヴィックの所から保護され、長い退屈なシェルター生活の後にリトルレッドが引き取られた、全米最大の動物保護施設ベストフレンズアニマルソサエティ。
そのベストフレンズのツイッターアカウントで、今朝報告されたばかりの新しいニュースです。
ツイートを見て、添付されていた動画を見た私はあんまり嬉しくて、PCの前でガッツポーズをして涙が出て来ましたよ。良かった。本当に良かった!


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「リトルレッドちゃんよかったね~!おめでとーっ!」


リトルレッドを引き取ったのは、ベストフレンズでボランティアをしているスーザンさん。
もう何年もリトルレッドの世話をしてきて、既に深い愛情でリトルレッドと繋がっている人です。

リトルレッドが施設を出て一般家庭にもらわれていくにはケーナイングッドシチズン検定に合格することが、裁判所から条件付けられていたのですが、スーザンさんはリトルレッドの検定受験と並行して彼女を引き取るための手続きを進めていたのです。


ベストフレンズの施設に来たばかりのころから、幸せをつかむまでのリトルレッド。
ビデオのちょうど半分くらいのところで登場するのがスーザンさんです。
リトルレッドの安心しきった優しい表情を見れば彼らがどんな深い絆で結ばれているかは一目瞭然。



リトルレッド、これからずーっとスーザンさんに甘えて幸せを噛みしめるんだよ。
まだベストフレンズに残っている子達も、リトルレッドに続いて素敵なお家へと巣立つんだよ~!



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おめでとーっ!Girls!
今年の初頭に週1回全16回の連載形式でご紹介したこの本。


The Lost Dogs: Michael Vick\'s Dogs and Their Tale of Rescue and RedemptionThe Lost Dogs: Michael Vick\'s Dogs and Their Tale of Rescue and Redemption
(2010/09/16)
Jim Gorant

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闇闘犬と動物虐待で逮捕され服役したNFLのスター選手マイケル・ヴィックに所有されていた犬達のリハビリの過程を描いたドキュメンタリーです。

このブログでも何頭かの犬のことを書きましたが、そのうちの2頭ジョージアとリトルレッドの嬉しいニュースが届きました!

ジョージアの過去のお話はこちら
新しい世界、ローズとジョージア

こちらはリトルレッドの昔のお話。

リトルレッド


リトルレッドとボーイフレンド達



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「どんなニュース~?」

ジョージアとリトルレッドがね、Canine Good Citizenテストに合格したんだって~!

ヴィックの所にいた時は最強のチャンピオン犬だったジョージア。
そのために強制的に繁殖に使われ、全ての歯を抜かれ、体も心も傷だらけだったジョージア。

その子がベストフレンズアニマルソサエティという全米最大の動物保護施設でリハビリを重ね、ついにテストに合格!
裁判所の命令で、一般家庭への譲渡はこのテストに合格した犬のみということになっているので、これでジョージアにも自分だけの家族を持てるチャンスがあるかも!ということです。

テストの内容はこちらをどうぞ→優良犬市民検定

ジョージアのテストの様子、ご覧下さい!



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「うーん、ニコちゃんよりずーっとよく出来てるわ・・・。」


そしてリトルレッド。
咬ませ犬と呼ばれる存在だった彼女は見るもの全てに怯える犬でした。
ベストフレンズのスタッフの根気強いリハビリで、徐々に殻を破っていったリトルレッド。
まだ少しシャイなところが残っているので、テストの前には入念な準備を重ねて臨みました。結果は見事10点満点の10点!!

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「リトルレッドちゃん、すごいじゃないっ!」


これでリトルレッドも正式に里親募集の対象になることができます。

リトルレッドとジョージアの近況はこちらで見て頂けます。

2頭とも、以前よりもずーっと優しい可愛らしい表情になっていて、見ているこっちまでデレデレの笑顔になってしまいます。


今日の朝、ツイッターでこのニュースを知って、おかげで今日は1日良い気分でした。
ほんっとに嬉しくて嬉しくて仕方なかったので報告させて頂きました。

犬って素晴らしい!!


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ヴィックの現在(いま)
久しぶりにこの本の画像をトップに持って来ました。そう、今日はThe Lost Dogsの番外編。
タイトルの通り、犬達の過酷な運命の張本人マイケル・ヴィックの現在についてです。

The Lost Dogs: Michael Vick\'s Dogs and Their Tale of Rescue and RedemptionThe Lost Dogs: Michael Vick\'s Dogs and Their Tale of Rescue and Redemption
(2010/09/16)
Jim Gorant

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最初に、私がThe LOST DOGSの本を買うきっかけになったシーザー・ミラン氏の雑誌Cesar's Wayで特集されたヴィックの記事から、ヴィックの現在の活動を紹介する文章を抜粋しますね。

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「おかーさんがホンヤクしたそーです。」


マイケル・ヴィックが小学校の体育館に入った時、子供達の歓声と拍手が沸き上がった。
その中でひときわ大きな声で、一人の女の子が叫んだ。
「マイケルさんは刑務所になんて行かなくてもよかったと思います!マイケルさんは何にも悪いことなんかしてないのに!」
ヴィックは演台へとまっすぐに進み、その女の子をしっかりと見つめ、こう言った。
「僕がやったことは本当に間違ったことだったんだよ。刑務所に行って当然のことをしたんだ。僕は自分の人生を変えることにしたんだ。」
人が聞けば、ありえないと驚くような組み合わせではあるが、ヴィックは現在Humane Society of the US(全米動物保護協会)とチームを組んで、子供達に闘犬は間違ったことだというメッセージを送るプロジェクトに取り組んでいる。そしてヴィック自身がこの役目に最もふさわしいメッセンジャーであることが証明されつつある。
保護協会のアニマルファイティング調査機関(以前にdog actuallyのこの記事で触れた、警察と同じ権限を持つ機関です。)のマネージャー、クリス・シンドラー氏はこう述べている。
「(ヴィックの出身と似たような境遇の)子供達はフットボール選手をただのスポーツ選手としてだけでなく、自分達の理解者であると信じて尊敬しています。彼の口から発せられるメッセージは、他の誰かから言われるよりもずっとパワフルでインパクトがあるのです。
(こういう地域の)子供達は、うんと若いうちから闇闘犬に接し始めます。7歳や8歳でストリートで闘犬を催し、補導される子供達がいるのが現状です。私達はこういう子供達に闘犬は犯罪であるだけでなく、とても残酷で人として間違ったことなのだと教えなくてはいけません。ヴィックはこの役目を喜んで引き受けてくれました。そして他の者が彼と同じ過ちを犯すことのないようにという大きな役目を背負っているのです。」




ヴィックが歓声を持って迎えられていること、冒頭の女の子の言葉から、この子供達の親達はヴィックが悪いことをしたとは子供達に教えていないし、親自身もわかっていない層が多い地域なのだと推測されます。
このようなところにボランティア団体の人が行って「闘犬は間違っている。ヴィックのようなことをしてはいけない」と説いたところで、たいした効果は期待できないでしょう。

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「でも子供達のヒーローで張本人のヴィックが言うなら、誰も反論できないわよね。」

マイケル・ヴィックは刑務所での服役の刑期を終えた後、NFLのフィラデルフィア・イーグルスと契約をすることができました。2年のブランクがあり、悪名高きヴィックを欲しがるチームはほとんどなかった中で、イーグルスはヴィックにセカンドチャンスを与えました。
そしてイーグルスは、闘犬撲滅のための活動に参加することを契約の条件として提示しました。

心情的には、それでヴィックのやったことが帳消しになるとはとても認められないけれど、確かにこれは良いことだと思います。
ヴィックのような環境で育った人間は闘犬を催したり、闘犬用の犬を自家繁殖させて売ることがいけないことだと誰からも教えられたことがないのです。
ヴィック自身も自分がやっていることが悪いことなのだと認識していなかったと証言していたそうです。
(これについては「嘘も休み休み言えよ」というのが私の見解ですが。
ずっとスラムから出たことのない人間ならまだしも、ヴィックはまがりなりにも大学に進み、生まれ育った環境とは違う世界に触れているのですから。)

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「おかーさんの怒りはそう簡単にはおさまらないのだ。」


まあとにかく、そのような経緯でヴィックは全米動物保護協会とタッグを組んで、闘犬撲滅運動に参加しています。これは言うまでもなく無償のボランティアで、交通費などもヴィックの自己負担となっています。


私はフットボールは年に一度のスーパーボウルしか見ないような人間なのですが、先シーズンのヴィックはなかなかの活躍を見せたようです。
去年の年末には、大手テレビ局が運営するアフリカン・アメリカン向けのウェブサイトのインタビューを受けて、犬への思いを語っています。

ヴィックのインタビュー記事はこちら
ヴィックは保護観察の条件の1つとして、犬を買うことも売ることも飼育することも認められていません。
そのことに関して「僕も、妻や子供達も、犬のいない生活を寂しく思ってるんだ。
いつか将来また犬を飼うことができたらいいなと思っている。
それに犬と暮らすことは僕のリハビリの大きなステップになると信じている。
僕は生まれ変わったんだ、きちんとした責任ある飼い主になることもできるし
僕が持っている動物への愛情を世間に証明したい。」

これに対して、動物保護協会の会長であるウェイン・パーセル氏は「それはまだ時期尚早だろう」と述べています。
しかしパーセル氏はヴィックの活動を高く評価しており、適当な時期が来ればヴィックの2人の娘さんが希望している通り、いつか犬を家族に迎えても良いのではないかとも言っています。

ヴィックは「娘達が犬が欲しいと言っているのに、自分の犯した罪のためにそれはできないんだよと言わなくてはいけないことが一番辛い」と言っています。

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「ふーーーーーーーーーーん。おかーさん、どーなの?」


私はこのヴィックの最後の言葉を聞いて「甘えるのもいい加減にしろ」と思いました。
色々な事情があって犬が飼えないのはヴィックの子供達だけではありません。
それが自分自身の罪のせいならば、そのくらいの辛さを受け止めるのは当たり前だし
犬達が受けた辛さに比べれば、そんなもの屁でもないだろうと思います。
子供達にしかるべき説明をすることも、親として当然のことでしょう。

過去の記事の中では書いたことがありませんでしたが、保護されたピットブルのうち、闘犬用ではなくてヴィックのペットとして飼われていたと思われる雌犬がいました。
ハリエットという名のその犬は、他の犬達と違って人を怖れることもなく、一通りの躾もできていたのでシェルターでもスタッフの人達から特別に可愛がられていました。
ハリエットは、ジャスミンと同じリサイクルドラブという団体に引き取られ、団体の当時の代表で弁護士さんの家の子になりました。
その後、ハリエットの飼い主さんは彼女を含む3頭のピットブルとともに大きな農場に引っ越し、犬達はそこで毎日幸せに暮らしています。

ハリエットのお顔はこちらで
(上から2番目の可愛いお嬢さんです。)

彼はこうしてペットの犬を可愛がることもできたのです。一方では犬を可愛がり、そして一方では筆舌に尽くし難い残虐なことを犬達に対して行っていた。
自分が可愛がっている犬と同じ姿形の犬達をそんな目に遭わせることができたというのが、どこをどう考えても理解不可能です。まだいっそ、どんな犬にも残酷であった方が理解ができる。

過ちを犯した者にも新たなチャンスが与えられることは良いことだと思います。
そして彼自身が、他の者が同じ罪を犯さないように力を尽くすことは素晴らしいことだと思います。

けれど、今もまだ苦しんでいる犬達のことを思うと、私はどうしても「罪を憎んで人を憎まず」という気持ちにはなれないでいます。

あの最も過酷な生活を強いられていたジョージアとともに、チャンピオン犬として君臨していた雄犬のルーカス。
彼は裁判所の命令で一生をベストフレンズアニマルソサエティの保護施設で過ごさなくてはなりません。
そして彼は他の多くのヴィックの犬達同様にバベシア症を患っています。
血の流れる傷をそのまま放置されることの多い闘犬達は、傷口をダニに噛まれてバベシアに罹患する確率が非常に高いのです。
ルーカスも普段は元気にしていますが、ずっと治療を受けており、薬の副作用に悩まされることもあれば、症状が再燃することもあります。
先日もいくつかの腫瘍が見つかり、切除手術を受けたことがベストフレンズのサイトで報告されていました。
幸い腫瘍は良性のもので、彼は今は回復していますが、ルーカスの顔を見ていると、やっぱり割り切れない思いでいっぱいになります。

ルーカスの記事はこちら


なんだかまとまりのない長文になってしまいましたね。
ヴィックの現在をお伝えしておこうと思ったのですが、自分の想いを書き始めると止まらなくなってしまった(笑)


ところで、PETAの代表は「小児性犯罪者が一生子供の側に近づいてはいけないのと同様、ヴィックは一生犬に近づくべきではない」とコメントをしています。
これもまた「お前が言うな」と私が呟いたことは言うまでもありませんね。
(The LOST DOGSのシリーズを読んで下さった方ならわかって頂けますね。)


以前にも紹介した動画ですが、お口直しにどうぞ。



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ピットブルブルース
先週全16回の連載を終えたThe LOST DOGSの最後のエピソード、ジョニーのお話。

今日はちょこっとそのオマケを。

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「ちょっと残念なの。」

図書館で子供達の本の朗読のお手伝いをするセラピードッグになったジョニー。
ところが、ジョニーやクリスさんが行っているのとは違う図書館なのですが、ジョニーの所属する団体が同じ内容のセラピーをしている場所で「朗読セラピーは大歓迎だけれど、ピットブルは禁止する」という決定がなされました。
もちろん、セラピードッグをしていたピットブル達はきちんとした訓練を受けているし、何も問題など起こしていません。クリスさんは地元のヒューメインソサエティ(動物保護協会)に抗議をしてもらうように依頼をしました。しかし、図書館責任者の決定は変わりませんでした。

クリスさんは抗議の意味を込めてセラピーの団体を脱退しました。
そしてBAD RAPと協力し、弁護士を雇って「犬種による差別は不当である」という訴訟を起こしました。カリフォルニアには実際にそのような法律があるのです。当然、裁判には勝つ事ができました。
すると図書館は朗読セラピー自体を止めてしまったのです。結局のところ、いちばん被害をこうむったのはセラピーを受けていた子供達。なんとも腹の立つ話です。

クリスさんやBAD RAPの人達、そしてまた別の場所ではジャスミンズハウスのカタリーナさん、ユタ州のベストフレンズの人達は今もピットブルへの偏見をなくすために闘い続けています。
闘いは簡単には終わりそうにありません。けれど、彼らは皆希望を持っています。

それに、なにより大切なのは当のピットブル達はそんなこと全然気にせずに、今日も幸せに暮らしているということです。

ほらね→ジョニー・ジャスティスとウバ


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「腹立たしいけど、そんな了見の狭いヤツらに怒る時間ももったいないわね。」


そんなピットブル達(だけでなく、全ての犬種による偏見が)への偏見が無くなるようにと願いの込められた素敵な動画を紹介します。登場するピットブル達がみんなすごく可愛いです。

ピットブルブルース、ジョン・シャイプさんという方が作られた曲です。


歌詞は私の拙訳で。


♪おいらが道を歩いたら、みんな逃げたり隠れたり
ムキになったりもしたけどさ、今じゃクールに構えてるよ
おいら誰とも争わないし、ハエ一匹だって傷つけないよ

みんなおいらがコワいヤツだと思ってる
なぜって、それは

おいらピットブル、茶色でデカくて赤鼻の
おいらピットブル、むき出しの歯で筋肉マッチョ
貨物列車だって破壊しそうに見えるだろ


おいらが車で待ってると、みんな離れて駐車する
近所のこども達なんてさ、誰もうちの庭を通らないんだ
おいらが猫を3匹食べた、そんな噂まで流れる始末さ

犬の神様に誓って言うけど、おいらそんなことしてないよ
Nooooo!絶対に

でもさ、おいらピットブル、茶色でデカくて赤鼻の
おいらピットブル、むき出しの歯で筋肉マッチョ
コンクリートの壁だって穴開けそうに見えるだろ

今日も歌うぜ、ピットブルブルース
おいらの望みは君の靴の匂いを嗅ぐことだけさ
おいら殺し屋なんかじゃないんだぜ
街一番のフレンドリーな犬さ

おいらの鋭い雄叫びは北極の氷だって割っちゃえるけど
心の奥はかわいい子猫ちゃんなんだ
優しくなりたいって思ってるんだ

君が気づいてないといけないから言っとくけどさ
ほら、おいらの尻尾、マッハの速さでブンブンしてるだろ

なのに何をやったって、おいらは乱暴者だって言われちゃうんだ

だって、おいらピットブル、茶色でデカくて赤鼻の
おいらピットブル、むき出しの歯で筋肉マッチョ
大砲の弾だって噛み砕きそうに見えるだろ

・・・ほんとはさ、そんなこと何一つできないんだよ



The LOST DOGSを読んで下さった皆さんから「ピットブルが好きになった」という言葉を頂いて、本当に嬉しく思っています。
賢明な当ブログの読者の皆さんはもちろんちゃんと理解して下さっているのですが、私は「ピットブルってこんなに可愛い!みんなピットブルを飼いましょう。」なんて言うつもりは毛頭ありません。
どんな犬種でも、飼い主がきちんとコントロールできるようにしておかなくてはいけませんが、ピットブルのようなパワフルな犬種は、コントロールできなかった時のダメージがより大きくなります。
そして、きちんと管理できない飼い主が、その犬種への偏見や悪評をさらに高めていくことになるのです。

ピットブルだから怖い、危険、と無闇に禁止したりするのではなく、犬種のことをきちんと知って、向き合って行く人間が増えていく事を心から願っています。
(「ピットブル」のところに他の犬種名を入れても、もちろん成り立つ話ですね。)


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