旧SMILES@LA
長い間お世話になりましたが、2014年10月引っ越しいたしました。

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あが

Author:あが
LA郊外に住むお気楽バカ夫婦と、
ドーベルマン×ウィペット(推定)のミックス犬ニコ(9歳♀)デカスギミニチュアピンシャーのニヤ(8歳♀)の家族です。

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ハーブと健康
昨日、書き上げたところで消えてしまった記事の書き直しです(ノω・、) ウゥ・・・

先日dog actuallyにアップされていたこちらの記事。
「ペットの心と身体の健康のために」記念講演レポート(2)-ペットのためのハーブ ~ホリスティック・メディカルハーブの世界~ 

一般社団法人日本アニマルウェルネス協会さんの設立五周年記念講演のレポートです。
ネットで講演のお知らせを目にした時に講師の1人にグレゴリー・ティルフォード氏の名前を見つけて「うわ〜羨ましい!これは聞きたいなあ」と思っていたので、このレポートをとても嬉しく拝見したのでした。


ティルフォード氏はこの本の共著者のお一人で、アメリカを代表するハーバリストのお一人です。
Herbs for Pets ペットのためのハーブ大百科 SECOND EDITION (Nanaブックス)Herbs for Pets ペットのためのハーブ大百科 SECOND EDITION (Nanaブックス)
(2010/12/22)
グレゴリー・L・ティルフォード、メアリー・L・ウルフ 他

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この講演でティルフォード氏は「一番の課題は、どのハーブを選ぶかということではなく、飼い主の方もしくは自分の考え方を変えるというところにあると言えます。」と述べた上で、ハーバリズム(ハーブ学)における健康の捉え方を説明していらっしゃいます。

興味のある方はぜひ上にリンクしたレポート記事をご覧になってみて下さいね。
そしてさらに興味を持たれたら。この本がとってもとってもお勧めです。

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「ああ、おかーさんがいっつも机の上においてしょっちゅうしょっちゅう何か調べてる本ね。」 

そう。この本6000円ちょっととお値段高めなのですが、基本的な考え方から具体的なハーブの種類や使い方までしっかりと勉強できるし、百科事典的に調べ物をしたりするのにもとても重宝なので、繰り返し繰り返し使えば割安とも言えるかも。写真もとても綺麗で見ているだけでも楽しいです。

この本の第一章でも講演で話をされたのと同じく、ハーバリズムにおける健康の考え方が示されています。
西洋医学では、身体に何か症状が現れた時その症状を取り除くために症状の現れた部分を治療するのが普通です。一方ハーバリズムでは健康というものを体全体のバランスとして捉え、何らかの症状はそのバランスが崩れた結果であり、健康な状態に戻すためには身体の持つ力を後押しして体全体のバランスを整えていくことを目指します。東洋医学の考え方とほぼ同じですね。

我が家では自分たち人間にもニコニヤにもハーブを取り入れているので、そのことをブログでも書いたこともあります。けれども、西洋医学に慣れた身にはどうしても「○○の症状に効くのはこれ」「こう言う時には○○のハーブ」と対症療法的な書き方になりがちなことを反省して、今回のセミナーレポートをきっかけにもう一度ハーブのことを書こうと思い立ちました。

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「同じ使うにしても考え方の基礎をもう一度しっかりしておこうってことね。」

そういうことでございます。自戒の気持ちも込めてね。

さて、少し長くなりそうなので「続きを読む」へと。



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まず最初に。ハーバリズムとか東洋医学とか言うと、西洋医学を毛嫌いしていると取られることもありますが、私は不快な症状を短期間で和らげてくれる西洋医学はそれはそれで大きな意味があると思っています。痛みとか痒みとかいうのは、多くの人が考えている以上に気持ちのモチベーションを下げるし生活の質も落としてしまうので、西洋医学でそういうものをコントロールしながらハーバリズムや東洋医学で体全体の力をつけてバランスを整えるというのが理想だと考えます。
だからステロイド剤や抗生剤も決して悪者だとは思わないし、そういう薬を注意深く使うことで生活の質が向上することは体全体のバランスの上でも意味のあることだと思います。ただ「症状を抑えた」それだけでストップしてしまってはダメだということですね。

また反対に、よく言われがちなのが「ハーブは自然のものだから安心ですよね」という言葉。
これも多くの場合間違いです。
だってタマネギだって自然のものだけど、犬にとっては危険ですよね。
ハーブも妊娠中や特定の疾患を持つ場合などに使ってはいけない禁忌、使い過ぎによる弊害、長期使用による副作用などが色々とあります。
自然のものだから安心だと思い込んでしまうことは、商品説明などで「ナチュラルだから安心」などの根拠のない宣伝文句に踊らされることにもつながりますので、このポイントを踏まえておくのはとても大切。

さて、上に書いたようなことを前提にして我が家で日常的に使っているハーブを例に挙げて行きます。
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これはネトル。ちょうど注文していたのが届いたばかりで瓶に詰め替えたところです。

ネトルは天然のマルチビタミンと呼ばれることもあるくらい、各種ビタミンやミネラルが豊富なハーブです。また血液を浄化する働きも持っています。
つまり豊富な栄養成分を身体に取り入れ、血液の流れが良くなることで栄養が全身に行き渡り身体のバランスが整うということ。ハーバリズムの考え方の代表選手みたいなハーブです。

他に日常的に使っているハーブはクリーバーズ、バードック。クリーバーズはリンパ系に働きかけてリンパの循環を良くする働きがあります。バードックは血液浄化作用と利尿作用があります。

ネトルもバードックも緩やかなデトックス作用が期待できるハーブですが、これは身体の解毒器官である肝臓や腎臓に十分に血液を送り込み、その働きをバックアップするから。
バードックがその働きをサポートするリンパ系は体内に細菌が入った時にブロックして戦う器官です。ですからリンパ系の循環がスムーズであることは健康の大きなポイントです。

こんな風に日常的に食餌にプラスして使うハーブは働きはマイルドで体全体のバランスをサポートするようなものを使っています。

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「も〜!そんなこといいから、そのハーブかけたごはんください!」

もうちょっと待って。あとちょっとだから。

ハーバリズムの基本的な考え方は上に書いたようなことですが、しかしハーブの中には特定の症状に即効性のあるものも数多くあります。胃の不快感を和らげるカモミール、肝臓の傷んだ組織を再生するミルクシスルなどはうちにも常備してあります。
また上にリンクを貼った講演レポートで例に挙げられていたセントジョンズワート、カイエンヌ、エキナセアなどは使用するのにもう少し注意が必要なハーブ類です。

またネトルなどマイルドなものでも、ハーブは続けて使っていると身体が慣れてしまって効果が弱くなってきます。それを避けるため5日取ったら2日休むのサイクルで摂取するのもポイント。

dog actuallyのティルフォード氏の講演レポート、今回は前編で、まだ後編が控えているそうですので楽しみにしつつ、その時またリンクついでに私もまた書こうかなと思っています。

そうそう!忘れてはならない!
SMILES@LAでハーブの話と言えば、SMILESの顧問ハーバリスト(私が一方的に決定した)であるサラロンさん
ハーブ療法家でありアロマセラピストでもいらっしゃるサラロンさんが以前に書かれた犬のハーブ【与え方・買い方】は具体的に参考になる情報がたくさん詰まっているので、興味のある方はぜひご覧になってみて下さいね。


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「よっしゃー!今日は消えなかったー!」
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shioco
いつもながら、大変参考になります。
ちょうど今の季節・・・。
こういった季節の変わり目に我が家の黒犬たちが相次いで下痢やら嘔吐やらに見舞われまして(涙)

きっと体のバランスが崩れてるんでしょうね。
ますます、免疫力アップに励まねば!
あがさん&サラロンさんのブログで、お勉強させていただきます^^
いつもありがとうございます。

2014/06/11(水) 22:02:49 | URL | [ 編集]
ベックマン
この本わかりやすくていいですよね。
そうそう、今年我が家では「生えてくるものほぼ全てはやしてみる」を実行していたら、ネトルがにょきにょき育ってます(笑)
ネトルはアブラムシ退治(全般的に植物につく虫)にも大活躍ですよ。

ペットに特化しているわけではないですけど、Rosemary Gladstar's Medicinal Herbs も私のお気に入りです。
我が家も人間も犬もハーブにお世話になってます。健康に問題があるわけではないので、あまり多種類を使うわけではなく、後方応援隊みたいな感じで使ってます。
犬メシ用のサプリ(錠剤とかカプセルとかね)がほとんどいらなくなりました。

ハーブ奥が深くて楽しいですよね(o^-^o)
2014/06/11(水) 22:52:17 | URL | [ 編集]
あが
shiocoさん

あらら、華ちゃんもジープ君も体調崩しちゃったんですね。
相次いでだと、shiocoさん始めご家族の方もたいへんでしたね。
季節の変わり目ということに加えて、本当におかしな気候だったようで
人間も体調崩している人が続出でしたもんね。
早く元通りになりますように。

下痢や嘔吐が落ち着いた状態なら、しばらくカモミールティーをあげてみると胃腸を優しく労ってくれるかと思います。
日々の免疫力アップにはネトルやフィッシュオイルが一役買ってくれそうですね。お大事に!
2014/06/12(木) 23:40:17 | URL | [ 編集]
あが
ベックマンさん

この本は本当に重宝で大助かりです。
B家のお庭にはネトルが!それは素晴らしい!
でも確か生のネトルって触ると水ぶくれみたいなものが出来て
ヒリヒリ痛くなるんですよね?皆さんお気をつけて下さいね。

ベックマンさんおすすめの書籍もおもしろそう。
うちでは人間用にはNational Geographic Guide To Medicinal Herbsを愛読しています。
写真が綺麗なのでコーヒーテーブルbookに最適(笑
2014/06/12(木) 23:45:48 | URL | [ 編集]
ベックマン
豆知識1
お役に立つかどうか、もしネトルに触ってしまったら、可能であればネトルの茎をむぎゅうっとしぼってその液をさわって赤くなったところにつけるとよろしいらしいです。
痛みや赤みがなくなるとか(あら不思議)

豆知識2
お花などについた虫退治→ ネトルの葉っぱを摘んで、バケツの水に24時間つけておきます。
その後、このつけておいた液を霧吹きに入れてしゅっシュッっとすると付いていた虫がいなくなります。これは、かけられたお花やまわりの植物、その他の虫には無害なので安心して使えます。(バラとか育てていらっしゃるかたはいいかもですね)
時期によっては10日に一度ぐらいしゅっしゅっとしてあげるといいかもです。我が家のひまわりはこれで救われました(笑)

以上豆知識でした~(o^-^o)
2014/06/13(金) 02:33:24 | URL | [ 編集]
まいま
ありがとうございました。。
お疲れ様でした。。

ほんとにいつも参考にさせてもらっています。。
この本・・あの時に買っておいて良かったです。。
今・・中古なのに価格が上がってるようで。。
それだけ価値がある本なのですね。。

ベックマンさんの豆知識も・・参考になりました。
ありがとうございました。

2014/06/13(金) 05:35:18 | URL | [ 編集]
アロハ
ハーブは本当に魅力的ですよね。
私も、ハーブとの出会いはサラロンさんのブログでした!
ハーブだけではないでしょうが、ロンさんの劇的な変化に感動したのを覚えてます。
サラロンさんとあがさんのブログは、本当に勉強になります!
犬に生食あり??なんてきっかけも、あがさんでしたし、保護犬の素晴らしさ、シーザーさんの事知ったのも!他にもたーっくさん!!笑


この本、高いけどおもしろそうですね。
質の高い知識を備えるには、お金も時間もかかるも言われたことがあります。
私も、治療やセミナー、ペット食育士の資格を取ることなどに、かなりお金も時間もかけました。料金なんてぶっちゃけ、たっけー!!!と思ってました。でも、本当に勉強なるし、誰もが簡単に知ることのできないそこでしか得られない知識がたくさん!ハーブ良法のように、症状を見るのではなく、症状が出る理由を探れる先生にも診てもらってるので、それはそれは高いっす。苦笑
でも、あらためてお金と時間がかかるのは当たり前だと思いました。
いろんな事を教えてくれてありがとうございます!
2014/06/13(金) 15:48:48 | URL | [ 編集]
coco.。
この記事が一度消えたのかと思うと震えますが、再投稿してくださり、ありがとうございます!

記事内でも触れておられる、サラロンさまが繰り返しやさしくおっしゃってこられたことが、こういうことなんだな・・・と改めて思う・・・はずが、気づけば「この症状にはどのハーブ?」と、対症療法的な思考回路であったことに気づかされました。

奥が深すぎて、わかる日は来るんだろうか、などと思いつつ、でも、少しでもハーブ療法、自然療法の学びを重ねていけば、動物の体っておもしろい!って思えるのかなあとも思います。

何事も基本は大切。その、基本の考え方を改めて思うひとときを、ありがとうございました。
2014/06/14(土) 06:38:53 | URL | [ 編集]
あが
ベックマンさん

豆知識ありがとうございます!
へ〜ネトルってまさに自己完結で毒を盛って毒を制すなんですねえ。
その上アブラムシ退治にも使えるなんて、やっぱりすごい植物!

でも残念ながらネトルの実物って見たことが無いんです。
いつか豆知識が役に立つ日が来るといいなあ。
2014/06/14(土) 23:57:30 | URL | [ 編集]
あが
まいまさん

いえいえ、そんなこちらこそありがとうございます。
この本、ここで紹介したのは新しく出た改訂版なんです。
でも内容はほとんど同じなんですけれどね。

ベックマンさんの豆知識、おもしろくてためになりますよね〜。
2014/06/14(土) 23:59:52 | URL | [ 編集]
あが
アロハさん

ロン君はハーブの効果を身を以て証明してくれましたよね。
私も何度も感動しました。

アロハさんはセミナーや資格取得など積極的にしていらして素晴らしいですね。
確かに知りたい気持ちを追求していくとお金も時間もかかりますよね。
でもちょっとだけ、たまに一歩引いて見てみることも大切かも。
知識を備えるのに、お金がかかるのは当たり前とばかりは限らないのです。
「高くても仕方ないよね」が一番最初に来てしまうと
不当に高額なものに目をつぶってしまうことにもなりかねないので、ね。
2014/06/15(日) 00:05:01 | URL | [ 編集]
あが
coco.。さん

ああ、あの消えた時の衝撃がよみがえる(笑

この症状には、と考えるのってどうしても身にしみ付いているし
そういう風になってしまいますよね。
近頃は普通の病院で漢方薬を出すところも増えていますが
東洋医学科でも無い限り、西洋医学の先生はやっぱり対症療法的な方法で
漢方薬を処方される方が多いですし。

私もまだまだ未熟ですが、とりあえず膨大な情報の前で
立ちすくんで途方に暮れるという状態からは1歩前に進めました。
動物の身体、自然の力って偉大だしおもしろいですよね。
2014/06/15(日) 00:19:56 | URL | [ 編集]
miniwindi
この本、私も欲しいです。
お値段もなかなかですが、送ってもらうにも、スーツケースに入れてもって帰るにしても、嵩が気になるところです(悩ましい、笑)

ベックマンさんの豆知識、どうも有り難うございます。
ネトル、カイガラムシにも効くかしら?
2014/06/15(日) 07:02:22 | URL | [ 編集]
アロハ
お返事ありがとうございました!

すみませんなんか、、、
知識を備えるのに時間もお金もかかるのは当たり前!!って決めつけたような書き方でしたね、私。
全然そんな思ってないですので!!
ごめんなさい変な書き方して。


そういう意味ではなくて、もっとレベルを高めるためには、セミナーに参加したり、資格を取ることに当然お金も時間もかかるんだな、という意味でした。笑

すみませーん。





2014/06/15(日) 15:55:36 | URL | [ 編集]
あが
miniwindiさん

手元にあると本当に便利なのですが、海外に居ると悩ましいですよねえ。
確かにこの本かなり重いです。
でも厚さは3cm弱なのでスーツケースで持って帰るならば隙間に収まる感じ。

カイガラムシ、しつこくてイヤですよねえ。ネトル効くかな?効くといいですね。
2014/06/15(日) 23:57:06 | URL | [ 編集]
あが
アロハさん

いえいえ、変な書き方だなんてとんでもない。
ご丁寧にありがとうございます。
2014/06/16(月) 00:05:11 | URL | [ 編集]










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