旧SMILES@LA
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さよならルーカス
2007年、プロアメフトNFLのスター選手だったマイケル・ヴィックが闘犬と動物虐待で逮捕され、ヴィックのもとから保護されたピットブル達のことは今まで何度も書いて来ました。

その中の1頭で、全米最大のアニマルサンクチュアリで過ごしていたルーカスが6月19日に天国へと旅立ちました。
ルーカスのストーリーは詳しく書いたことがなかったけれど、ヴィックのところにいた時にもっとも勝利をおさめたチャンピオン犬であったことはここで少し触れました。
The LOST DOGS 査定から選別へ

IMG_3311.jpg
「ルーカスってどんな子だったの?」

ルーカスは保護された51頭の犬の中でも、メスのチャンピオン犬だったジョージアと並んでひときわ傷跡の多い犬でした。それだけ過酷な闘いを何度も強いられていたということですね。

黄色いコート、大柄な体躯、キリッとラインの入った瞳の美しい犬ですが、人々がルーカスを見て最初に目を止めるのは傷跡だらけのマズルでした。ASPCAによる査定の際も堂々と落ち着いていて、犬も人も恐れる様子のなかったルーカス。しかし、闘犬のチャンピオンという肩書きのために裁判所はルーカスに関しては一般家庭への譲渡は認めず、一生を保護施設で暮らすことを義務づけました。

一生を施設で過ごさせるなんて残酷で惨めだ、すぐに安楽死処分にするのが人道的だと主張する団体もありましたが、ルーカスが暮らす事になったベストフレンズアニマルソサエティのドッグタウンは広大な敷地と、たくさんのスタッフやボランティアに恵まれ、大自然の中での暮らしを謳歌することのできる素晴らしい環境でした。
確かに一番良いのは自分だけの温かい家族と共に暮らす事でしょうが、ドッグタウンで多くの人に可愛がられ愛されたルーカスの半生は決して惨めなものではありませんでした。

人なつこく陽気で社交的なルーカスは会う人全てを魅了し、元闘犬だってこんな風に生まれ変われるということを世に示す大使の役割を立派に果たしました。皮肉なことに、一般家庭への譲渡が認められた他のヴィックのどの犬達よりも、ルーカスは問題行動のない家庭犬向けの犬だと思われました。

しかし、ルーカスはヴィックの所にいた時に感染したバベシア症と闘い続けなくてはいけませんでした。血の流れる傷口を手当もされずに放置されることの多い闘犬達は、ダニの格好の餌食となりバベシア症に感染する例が非常に多いのです。ルーカスの他にもバベシア症が持病となってしまっている犬は多くいます。

投薬で普段は元気にしているものの、時々症状が再燃し、ルーカスは何度かの危機を乗り越えて来ていました。しかし最後はやはりバベシア症がルーカスの命を奪って行きました。推定13歳。一生の半分弱をドッグタウンで過ごし、最後は幸せな犬として終えることができたのだと思います。

これは2012年の在りし日のルーカス。ボランティアの人達に甘える姿が印象的です。


ドッグタウンの副マネージャーを務めるジョン・ガルシアさんはこう言います。
「ルーカスは犬の回復力の素晴らしさを見せつけてくれました。僕たち人間が見習うべきことです。
彼は本当の意味での王者でした。闘犬として生きていた者がどんな風に変わることができるのか、世界中の人々の認識をくつがえしてくれたんです。
僕は今この時を悲しむよりも、彼の生きた生涯を祝ってあげたいと思います。ルーカスはベストフレンズで幸せな日々を生きました。そして彼が彼らしく生きるという事が、他の何千の犬達の命を救う事につながったんですから。」

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「ルーカス安らかにね。今度は最初から優しい人のところに来るのよ。」

さよならルーカスありがとう。


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2013/07/02(火) 00:14:30 | | [ 編集]
るーまま
傷だらけだったルーカスの半生は
たしかに幸せなものだったのですね。
同じ運命の後続の犬たちに希望を残してくれた!
 ウォレスのようにバケツリストが
あったのかしら?
「自分の家族を見つける」「実はあの黒い子を助け出して匿ってた」
なんて実現不能な事を妄想してしまいます〜〜
でもルーカスが彼らしく生きた素敵な足跡は
しっかり残りますね
ありがとう!!

2013/07/02(火) 08:06:32 | URL | [ 編集]
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2013/07/02(火) 20:52:16 | | [ 編集]
ベックマン
数奇な犬生だったけれど、幸せで愛につつまれた半生をおくりながら、色々なことを人間に教えてくれた、ほんとうの "Champ" だったと思います。

犬ばんざい!

2013/07/02(火) 22:36:58 | URL | [ 編集]
あが
秘密コメントさん

ルーカス、本当にありがとうしか言葉が見つからないですね。
ルーカスの過去は酷いものだったけれど、彼は恐怖に囚われることもなく
与えられた穏やかな生活を存分に楽しんで犬生を終えた。
それが一番大切なことだと思います。
読んで下さってこちらこそありがとうございます。
2013/07/02(火) 23:09:21 | URL | [ 編集]
あが
るーままさん

るーままさん、あの黒い子のことを思い出して言葉にして下さって本当にありがとう。
こうしてあの子のことを覚えていてくれる人がいるって大きな慰めになります。
ルーカスの素敵な足跡は決して消える事がないと思います。会いたかったなあ。
2013/07/02(火) 23:11:16 | URL | [ 編集]
あが
秘密コメントさん

射殺されたロットワイラーのニュースは当然ながらこちらでも報道されていました。
おっしゃる通り、犬種がロットであったことは決して無関係ではないと思います。
そしてもう1つ、飼い主さんがアフリカンアメリカンであったことも。
あれがもし他の犬種で飼い主が白人だったら、警官も同じ行動をとったかどうか、
考えても不毛なことかもしれませんが、引っかかるところです。
けれど飼い主の行動も本当に軽卒でしたね。
犯罪現場をあんな風に携帯で撮影していたことは非常識極まりない。
警官達は犬に関する知識などはほとんど無いので、銃を撃つ以外の行動が思いもつかなかったのだと思います。
以前にもこのような事件があったので、警官に犬の扱い方やボディランゲージを教習する警察署も出て来ていると読んだことがあります。
今ちょっと手元に詳しいものがないのですが、近いうちに記事にしようかと思います。

アメリカにも警官の対応が当然だという人も、警官を非難する人も両方います。
けれどこうして外国でさえ話題になっているということは、当該の警官と飼い主に色々な声が届いている事は間違いないと思います。

犬の情報を見る時、2ちゃんねるやその他の巨大サイトは「あまり犬のことを知らない一般の人達の認識はどういうものなのか」というリサーチ程度に使う事をお勧めします。
YAHOO質問箱などの犬関連の質問もそれに対するほとんどの回答も本当に程度の低いものが多いですしね。

dog actuallyの記事も読んで下さってありがとうございます。
「悪に強いは善にも強し」素敵な諺ですよね。
犬に優しい目を向ける受刑者達を見ていると本当にそう思いました。

少しはモヤモヤを軽くするお手伝いになったならいいのですが。
2013/07/02(火) 23:26:31 | URL | [ 編集]
あが
ベックマンさん

あ〜素敵な言葉をありがとうございます。
うん、彼は本当のChampでしたね。
次は生まれた時から最高の環境に来て欲しいなあ。
2013/07/02(火) 23:29:06 | URL | [ 編集]










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