旧SMILES@LA
長い間お世話になりましたが、2014年10月引っ越しいたしました。

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あが

Author:あが
LA郊外に住むお気楽バカ夫婦と、
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ピットブルのウォレスが教えてくれたこと
The Lost Dogs: Michael Vick\'s Dogs and Their Tale of Rescue and RedemptionThe Lost Dogs: Michael Vick\'s Dogs and Their Tale of Rescue and Redemption
(2012/01/01)
Jim Gorant

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久しぶりにこの表紙をトップに持って来ました。
去年、本の内容を連載形式で紹介したThe LOST DOGSです。
プロアメリカンフットボールNFLのスター選手マイケル・ヴィックが闇闘犬の主催で逮捕され、保護された犬達の物語です。今年になってペーパーバッグ版が出版されて、それに併せて犬達のその後の情報もアップデートされたものになっているので、ハードカバー版よりもこちらがお勧めです。

このThe LOST DOGSの著者ジム・ゴーラント氏が先月新刊を出版されました。

IMG_1530.jpg
「こちらです。」

タイトルのウォレスというのは表紙になっているこのピットブルの名前です。

生まれて数週間という時期に元々の飼い主が不慮の事故で亡くなり、兄弟犬達といっしょにアニマルコントロールに保護されたウォレス。
この飼い主は確たる証拠はなかったけれど限りなく怪しい闇闘犬用のブリーダーまたは犬ブローカーだったようでした。ウォレス達は運良く闘犬の世界に送り込まれることなく、ある警官にアダプトされていきました。
しかし2歳になった頃、彼の有り余るエネルギーが手に負えなくなった2番目の飼い主はウォレスをシェルターに連れて行きました。

ただでさえエネルギーの塊のようだった犬は退屈なシェルター生活で問題行動を増幅させて行きました。しかしシェルターでボランティアをしていたルー・ヨリさんと彼の妻のクララさんに出会い絆を築き上げていっていた矢先、折悪しく彼らの新婚旅行中にウォレスの殺処分が予定されてしまいました。ウォレスの殺処分をストップするために奔走し、既に2頭の犬といっしょに暮らしていたにも関わらず彼らはウォレスの里親になりました。

IMG_2131_20120925131702.jpg
「ウォレス、ラッキーだったね。」


話が少し戻りますが「ヴィックの犬達」の記事の中に登場したヘクターという犬を覚えていらっしゃいますでしょうか?
このエピソードに登場した犬です→ジョニー・ジャスティス
このエピソードの中で『ヘクターの新しい飼い主さんはピットブル界の超有名人で、ディスクドッグのチャンピオン犬(もちろんピットブル)のオーナーです』と少しだけ触れた人、それがウォレスの飼い主のルー・ヨリさんです。

そう、つまりそのディスクドッグのチャンピオン犬というのがこの主人公のウォレスなんです。問題行動が手に負えなくて最初の飼い主に手放され、シェルターでも望みがないと見放された犬、それが全米のディスクドッグのチャンピオンになったのです。

彼の有り余るエネルギーを良い方向に導く為、ルーさんはディスク競技を選びました。しかし、そこにはやはりピットブルという犬種への偏見という高い壁がありました。
また、そのような偏見は抜きにしても筋肉質で体の重いピットブルがディスク競技で華麗にジャンプするなど、多くの人が想像すらできなかったのです。そんな大方の予想を大きく裏切り、ルーさんとウォレスは大きな偉業を成し遂げました。

この本はThe LOST DOGSに続いてのピットブルの救済と再生の物語です。

Wallace: The Underdog Who Conquered a Sport, Saved a Marriage, and Championed Pit Bulls--One Flying Disc at a TimeWallace: The Underdog Who Conquered a Sport, Saved a Marriage, and Championed Pit Bulls--One Flying Disc at a Time
(2012/08/30)
Jim Gorant

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The LOST DOGSのように目を覆いたくなるような惨いシーンが無い分、ドンドン読む進むことができます。実は私もまだ読んでいる途中なんですけれどね、また読み終わってないのに紹介してしまいました(笑
映画を観るようなゴーラント氏の美しい文章ももちろん健在。翻訳版は出ていないけれど、英語でもいいよという方はぜひ読んで頂きたいです。

犬という生き物の素晴らしい可能性に再び魅了されることは請け合いです。


こちらは競技をするウォレスとルーさん。(音楽で始まります。ご注意を。)



でもね、運命はなんと冷徹なことか。

「続きを読む」からどうぞ。


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8月の終わりに本が出版された、文字通りの直後のこと。9月11日にウォレスのフェイスブックのページで辛いニュースのお知らせがありました。

かねてから脾臓に出来ていた腫瘍を切除する手術を終え、切除した部分の検査の結果ウォレスは進行性の血管肉腫であると診断されました。とても進行の早いガンで、ウォレスに残された時間はもうあまりたくさんはありません。

IMG_1159_20120925131338.jpg

しかし今のところウォレスは元気に毎日を過ごしています。ぬいぐるみが大好きで全国から彼に送られて来たぬいぐるみを次から次へと破壊しては満足顔です。

ウォレスのフェイスブックには、彼からのメッセージとしてこんな言葉がアップされていました。
「昨日、ガンの専門医の先生に会ってきたんだ。どうやら僕のガンは治療不可能らしい。だから僕らは残された時間を穏やかにするための治療だけを試していくことに決めたんだ。その時間は1ヶ月かもしれないし10日かもしれない。ルーとクララはいつもとても良く僕の世話をしてくれる。そしていつも僕にとって最良の決断をしてくれるんだ、彼らにとっての最良でも他の誰かの都合でもなくて、僕にとっての、ね。2人は僕に今回だってそれは変わらないよと言ってくれた。
僕は悲しくない。僕が僕であることを誇りに思っている。今までもそうして来たように自分にできるベストを尽くすだけさ。そしてこれからもそうやって皆を元気づけていくつもりなんだ。僕はただの犬さ、でも可能性というものを皆に信じてもらうための代表でもあるんだ。
僕はウォレス、そして僕はピットブルだ。」



The LOST DOGSでも重要な役割を演じたピットブル専門の保護団体BAD RAPのフェイスブックにはこんな言葉がアップされていました。
「ウォレスは今もう既に僕たちにとても大切なことを教えてくれている。犬は人間のように死を怖れたりはしないし、死が近づいて来た時に後悔や悲しさを見せたりもしない。犬は不確かな未来のことなど気にすることなく今この瞬間を大切に生きている。ピットブルはいつも我々ちっぽけな人間達を導くために手を差し伸べる菩薩のような存在なのだと、今回もまた感じないではいられないよ。ウォレス、人間達に目にもの見せてやってくれ。」


IMG_2025.jpg


悲しいニュースではあるのですが、ウォレスを誰よりも愛しているルーさんとクララさんがウォレスの言葉を借りてこんなメッセージを発信していらっしゃると言うのに、悲しい悲しいと落ち込んだ気持ちになるのは失礼かもしれないと思い、私はこの数日悲しいと思う代わりにウォレスの生きた時間の素晴らしさに思いを馳せています。

まったくもう、犬ってやつらは・・・。
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ユキ(セレナと一緒)
泣けるやん・・・。
悲しいけど(病)、幸せ(ウォレスとルーさん夫妻が出会えたこと)。
そして競技の動画は、犬の無限の可能性を教えてくれます。
飼い主を信じている犬の動きって素晴らしい。
うれしそうにぬいぐるみを破壊するウォレスの姿を想像すると気持ちが和みます。ピットブル最高。
2012/09/25(火) 00:27:54 | URL | [ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012/09/25(火) 01:07:32 | | [ 編集]
るーまま
嬉々として躍動するウォレス、美しいなあ!
こんなに生命力あふれる姿、 ほんとうに楽しそう♪
ルー夫妻と出会えたウォレス最高にしあわせだね!
そして間違いなく私たちに喜びと力をくれました。
まだまだ彼から学ばなければならないよ〜
誇りを持ち続けて。。。
なんてカッコエエんやろう!ピットブル。
2012/09/25(火) 06:24:17 | URL | [ 編集]
えびし
丁度2日前にピットブルの友達と遊び、今朝は同じビルに住む3匹のピットブルと遊んだ私とつるりでした。
4匹共シェルター出身で、それぞれに問題を持ちますが、アジリティとオビディエンスの訓練で、上手にマネージされている子達です。

犬の中でも、特にピットブルは飼い主選びが難しい犬。ウォレスも、つるりの友達も、素晴らしい飼い主に巡りあって良かった~。
犬も人間も、一生の長さはそれぞれ。短かったとしても、ウォレスの様に内容が濃い(?)一生なら、祝福してあげたいですね。残りの時間がどれ位であるにせよ、楽しめ!ウォレス!
2012/09/25(火) 13:57:00 | URL | [ 編集]
hiko
「おじょうず」を言うでもなく生きていることそのものが私たち人間の生きる糧ですね。
ちょうど 友人のワンコが17歳でベットに「もう諦めて」と言われた翌朝にヨタヨタ歩きごはんを食べ自ら排泄をし、ということがあったので「ほれほれ、これでもか!人間ども!これがマザーネイチャーというやつだよ」と
知らしめてもらってる気がしてなりません。
ほんっとにウォレスってやつは^^(T_T)/~~~
2012/09/25(火) 16:27:57 | URL | [ 編集]
あが
皆様コメントありがとうございます。

湿っぽくなってしまうのはウォレスには似合わないですよね。
皆さんのカラッとした応援に私まで嬉しくなりました。

お返事ちょっとお待ち下さいませ。
2012/09/25(火) 22:48:16 | URL | [ 編集]
miniwindi
動画を見ると、もう、胸の空くような姿です。
これだけの事をやってのけられるウォレスですもの、
そりゃあ、エネルギー一杯のワンコですよね。

賢くて、エネルギーが有り余っている犬には
それだけの仕事と言ったらいいでしょうか?
そういう物が与えられないと、いけないんでしょう。

やっぱりねぇ、、読んでて目が、、ですが
精一杯生きて、自分の力を理解してくれる飼い主さんに
出合えて、ウォレス、幸せですよ。
2012/09/26(水) 14:23:30 | URL | [ 編集]
あが
ユキさん

そうなんです。ウォレスは最高に幸せな犬の一匹ですよね。
活き活きとディスク競技をするウォレスは全身で喜びを表してますもんね。

> うれしそうにぬいぐるみを破壊するウォレスの姿を想像すると気持ちが和みます。ピットブル最高。
こちらで見られますよ。どうぞ!
https://www.facebook.com/WallaceThePitBull
2012/09/26(水) 22:52:01 | URL | [ 編集]
あが
秘密コメントさん

そうそう!ウォレスと言えばグルミットですよね(笑
でもこの子の名前はNBAのプロバスケット選手にちなんで名付けられたそうです。
すごくラフプレーの多い乱暴な選手で、その名をもらった犬のウォレスは最初は「名は体を表す」ってため息つかれてたみたい。
病気は残念なんだけれど、この犬のために数え切れないほどの人々が心を痛め祈っていることを思うとやっぱり幸せな子ですよね。

化粧品会社の方とのお話の件、素晴らしいです!どうもありがとうございます!
2012/09/26(水) 22:57:09 | URL | [ 編集]
あが
るーままさん

ウォレス、本当に美しいですよね。この筋肉ときたら!
ルーさん達に出会うまで紆余曲折があったけれど
彼のこんな素晴らしい能力を引き出してくれた最高の人達です。
犬という生き物の可能性をこんなに体全部で教えてくれて・・・。
どんな言葉でも言い尽くせないですね。
2012/09/26(水) 23:01:46 | URL | [ 編集]
あが
えびしさん

いいな〜。ピットブルまみれ。うらやまし〜。
つるりんってホントどんなタイプとも仲良くできて羨ましいです。

> 4匹共シェルター出身で、それぞれに問題を持ちますが、アジリティとオビディエンスの訓練で、上手にマネージされている子達です。
ピットブルは特にそういうきっちりした訓練が合うタイプの犬ですよね。
「危険だから訓練しないと」って言うんじゃなくて
飼い主からしっかり明確な指示が出るのを喜ぶタイプという意味で。
>
> ウォレスも、つるりの友達も、素晴らしい飼い主に巡りあって良かった~。
ホントホント。そしてつるりんもね〜。
えびしさんの「楽しめ!ウォレス!」って最高です。ありがっとー!!!
2012/09/26(水) 23:09:06 | URL | [ 編集]
あが
hikoさん

あ〜本当にその通り。そこに生きていてくれることが心の糧!
お友達の愛犬のお話も素敵ですね。
獣医さんは確かに頼りになる存在だけれど、動物の寿命を決定する役目ではないはず。
無理な延命をする必要はないけれど、動物に生きる気力があるうちはそんなこと口にして欲しくないですよね。・・・と言うことを身を持って教えてくれたワンちゃん、ありがとう。
2012/09/26(水) 23:15:33 | URL | [ 編集]
あが
miniwindiさん

ちょっとエネルギーが落ちてる時に見たら燃料補給になりそうな動画ですよね。
これだけのエネルギーをきちんと発散させて制御する方法を見つけたルーさん、本当に凄いですよね。

> 賢くて、エネルギーが有り余っている犬には
> それだけの仕事と言ったらいいでしょうか?
> そういう物が与えられないと、いけないんでしょう。
その通りだと思います。賢い犬の代表みたいに言われるジャーマンシェパードに問題行動がよく見受けられるのはまさにこれですよね。

読んでて目が・・・っていうのは私も全く同じです。
メソメソしちゃいかんと思っても何度も鼻の奥がツーンとしまくりです。
2012/09/26(水) 23:20:55 | URL | [ 編集]
ピットブルのディスクドッグは日本にも居ますね、そういえば。
あるブリータイプのケンネルの集まりに混ぜてもらった時、見事にジャンピングキャッチするピット(しかもブリータイプ)を見ました。
やはり、ブリーにしては細い犬でしたが、あのタイプの犬の跳躍力は結構な物です。
デスクドッグは長生きしない、とこちらでは言う人がいますが、有り余る程のエネルギーを持ち合わせた犬にはその発散方法の一つとして最適なのかも知れませんね。

それにしても、良い犬ですね(^^
2012/09/27(木) 15:52:53 | URL | [ 編集]
あが
昇さん

ほ〜日本にもピットブルのディスクドッグがいるんですね。
日本の場合ピットブルそのものも少ないのにそれはすごいですね。
やっぱりあれだけ筋肉が発達していると跳躍力も素晴らしいんですね。

> デスクドッグは長生きしない、とこちらでは言う人がいますが、有り余る程のエネルギーを持ち合わせた犬にはその発散方法の一つとして最適なのかも知れませんね。
確かに無理な訓練をしたりして体を痛めるケースも少なくないとは聞きますね。
でもエネルギーを発散できずにストレスなどから問題行動を起こしたり
またはその挙げ句に捨てられたり処分されたりすることを思えば
犬が犬らしく過ごす手段としては最適だと思います。

> それにしても、良い犬ですね(^^
でしょう?でしょう?私の犬じゃないのにそう言って頂くと幸せな気持ちになります。
2012/09/27(木) 23:12:48 | URL | [ 編集]










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