旧SMILES@LA
長い間お世話になりましたが、2014年10月引っ越しいたしました。

プロフィール

あが

Author:あが
LA郊外に住むお気楽バカ夫婦と、
ドーベルマン×ウィペット(推定)のミックス犬ニコ(9歳♀)デカスギミニチュアピンシャーのニヤ(8歳♀)の家族です。

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ジョン・ガルシアさんとジョージア
昨日の記事でこの本のことを紹介しましたら
DogTown: Tales of Rescue, Rehabilitation, and RedemptionDogTown: Tales of Rescue, Rehabilitation, and Redemption
(2010/10/19)
Stefan Bechtel

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コメント欄でベックマンさんから「ジョージアも自分のおうちが見つかってよかった」とのご報告が。

えっ!!!

知らんかったよ!?ダメじゃない!The LOST DOGS広報委員日本語担当として失格じゃない!
「もしや?」と思ってベストフレンズのブログを検索してみましたら・・・やっぱり。
2月10日の記事でした。日本帰省から帰って来たその日ですね。
バタバタしてネットのチェックが出来てなかった頃のことでした。

IMG_1606.jpg
「もう、おかーさんたらイイワケばかりでカッコ悪いわ~。」

では遅ればせながら、ドッグタウンに来てからのジョージアと彼女の今のお話をいたします。

「ドッグタウンとかジョージアとか何?」と思われた方は左側のバーにあるカテゴリー欄「ヴィックの犬達」を古いものから順にご参照下さい。

さて、そのヴィックの犬達カテゴリーの記事の中でジョージアのことを紹介したのがこの記事。
新しい生活・ローズとジョージア

新しい生活というタイトルの通り、闇闘犬の世界から保護され、その後シェルターでの退屈な日々を過ごしていた犬達が新しい生活の一歩を踏み出した時のお話です。
全部で47頭いたヴィックの犬達のうち、特にリハビリが困難と思われた犬達22頭がベストフレンズのドッグタウンへと移送されました。

ベストフレンズはヴィックの事件の当初から犬達を引き取りたいと積極的に働きかけており、22頭の移動が決まるやいなや、すぐに数名のスタッフを犬達が保護されていたバージニア州のシェルターへと派遣しました。
新しい環境に連れて来られた時に知らない人間に囲まれるのではなく、あらかじめ世話をする人間と犬の絆を結んでおきたいと考えたからです。

ジョン・ガルシアさんもそのスタッフのうちの一人でした。
今までにもハンサムダンのエピソードの動画等で登場しているあのトレーナーの男性です。
IMG_0262.jpg
この人ね。

ジョンさんはベストフレンズのアニマルサンクチュアリのすぐ近くの小さな町で生まれ育ちました。
こんな広大の敷地のある場所ですから当然ものすごい田舎町で、そういう場所の例に漏れず彼の故郷はとても保守的な場所でもありました。
ジョンさんは早くにお父さんを病気でなくされ、お母さんの女手一つで育てられました。
今はスラリとカッコいいジョンさんですが、子供の頃はボッチャリと肥満気味の子供だったそうです。
田舎町のシングルマザー、つまり経済的に決して恵まれてはいなかったということです。
子供のお腹をふくらませるための安価な食べ物というと、高カロリー高脂肪のものがお約束のこの国。
子供の頃のジョンさんの体型も、彼のバックグラウンドを表していたのでしょうね。
加えてジョンさんのオリーブ色の肌、ガルシアというラテン系の苗字。
全てが学校で孤立して友達のできない理由に結びついていました。
(LAみたいな場所ではジョンさんみたいな人はむしろ多数派で肩身の狭い思いなど全くすることはないんですよ。でもアメリカの保守的な田舎町というと、こういう状況になってしまうわけです。)

そんなジョン少年の唯一の友達は一緒に暮らしていたチャウチャウミックスの犬でした。
動物は彼を見た目でジャッジしたりしないし、こちらの愛情に素直に応えてくれる。
大人になったら動物のために働きたいというのは彼の一番の夢でした。

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「ジョンさん夢が叶ったんだ~。よかったね。」


高校を卒業してすぐに、彼は自宅のすぐ近くにあったベストフレンズの門を叩きました。
それから10年、犬達のために働いて来た彼はバージニアのシェルターでジョージアに逢いました。

全ての犬を愛しているというジョンさんですが、彼はとりわけピットブル達が大好きです。
ピットブルのことを愛情を込めてピッティと呼び、ヴィックの犬達22頭との顔合わせに行く時は「22頭のピッティに会える~!」と子供のように喜んでいました。

いよいよ22頭の犬達と対面した時、ひときわ強く彼の目を惹き付けたのがジョージアでした。
それはまるでラブストーリーの始まりのようだったと言います。
最初は少しツンとしていたジョージアでしたが、ひとたびジョンさんと目が合うと1人と1匹は同時に恋に落ちました。
闘犬のために極端に短く切り取られたジョージアの耳の後ろをジョンさんが撫でてやると、ジョージアは茶色い聡明な瞳で彼を見上げ、次の瞬間にはなんとお腹を見せて甘え始めたのでした。

並外れて強かったために闘犬マシーンとして扱われ、その後は繁殖のための道具にされ、全ての歯を抜かれ、体中を傷跡に覆われているジョージアが、そんな仕草を見せたのです。

この日からジョージアはジョンさんの「My Girl」になりました。

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「おとーさんもニコのことMy Girlって呼ぶよ。」

うん、そうだね。ニコとおとーさんみたいだったんだね。


長くなりましたので「続きを読む」から。


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ジョージアを含む22頭の犬達はその後無事にバージニアからドッグタウンへと移送されて来ました。

過酷な過去を背負っているジョージアは、やはりまだ全ての人に心を許すというわけにはいかなかったし、とりわけ他の犬に対しては強い攻撃性を見せました。
ジョンさんは根気づよく、大きな愛情を持ってジョージアのリハビリを始めました。

「ジョージアに対して人間が行って来た残酷なことの数々を思うと本当に胸が痛む。でもどうやったって過去は消せないんだし、そんなことに囚われていても仕方ないからね。明るい未来を作ることに焦点を合わせないと。」

「愛されることはジョージアが生まれてから経験したことのない感覚なんだ。ドッグトレーニングは愛情が全てじゃない。でも大きな部分を占めることは間違いないよ。」

賢いジョージアのリハビリは時間はかかっても順調に進んで行きました。
ジョンさんの顔を隅から隅まで舐め回すのが大好きなジョージアですが、ナショナルジオグラフィックの取材で訪れたカメラマンにも同じようにキスをしたりするようにもなりました。

08年の12月にはエレン・デジェネレスという人気司会者のトーク番組にもジョンさんと一緒に出演しました。
「すごくすごく緊張した!」というジョンさんと裏腹に、ジョージアはまるでプロのタレント犬のように落ち着いた態度でTV出演の大役を果たしました。
(ちなみにエレンは大の動物好きで知られ、ベストフレンズの強力なサポーターの1人でもあります。
HALOというブランドのペットフードのプロデュースもしており、利益の一部は動物保護団体に寄付されています。)

ジョージアのリハビリはその後も順調に進み、去年の9月にはAKCのグッドシチズンテストにも合格しました。
このテストに合格しないと里親募集を開始することができないのです。

その時の記事はこちら。
おめでとう!Girls!


そして今年の2月、ついにジョージアは自分だけの家族のお家に引き取られることになりました!
ジョージアの毎日の世話やトレーニングはジョンさんから他の人に代わっていましたが、ジョージアを新しいお家へと送り届ける役目はジョンさんでした。
ジョンさんはその家庭で2~3日一緒に滞在して、ジョージアと彼女の新しいママ、エイミーさんとの橋渡し役も務めました(なんという至れり尽くせり!)

ジョンさんはジョージアがドッグタウンを離れることはとても寂しいし、きっと泣いてしまうと思うと言っていますが、ジョージアのハッピーエンドは彼女の新しい犬生の始まり。良かった、ホントによかった。

IMG_1607.jpg
「ジョージアちゃんの未来に乾杯!」


こちらはご自分と犬達のことを語るジョンさんの動画。
ピンクのカラーでお洒落したジョージアがところどころに登場します。


ジョージア、幸せにね。
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ベックマン
あらら?意外なところであがさんのお役に立てたみたいで、うれしいわ~(笑)

あがさん何も言ってないなぁ?と不思議に思っていたんですよ、実は^^; で、日本にご帰国されてたりしたから、後で書かれるのかしら?とか・・・(とってもよけいなお世話だわ(笑))

ジョンさんステキですよね~なんかこうおしつけがましくない芯の強さみたいなのが好き♥(o^-^o)

ジョージアの件はほんとにすっご~~~く嬉しかったのです。ジョージア、後は幸せのみが待ってるよ!
2012/03/05(月) 05:55:04 | URL | [ 編集]
るーまま
あのジョージアがこれから新しい家族の愛情のなかで幸せに
暮らせるんだと思うだけでうれしいです。
人間としてひとつ罪滅ぼしが出来たような気がします!
善し悪しに関わらずなんもしてないのに^^;
でも繁殖に..はわかりますが、雌犬でも闘犬にされるんですね?
それもジョージアは最強のチャンピオンだったって!
それにしても人間てどこまで残酷なんだろう。。
人間もふたとおりありますがね。

ジョージア、楽しいまいにちがいっぱ~い!!
2012/03/05(月) 09:55:16 | URL | [ 編集]
まろちゃぶ母
そうなんですか~
新しい家族の元で これからいっぱい幸せになれますね・・・きっと
幸にも不幸にもするのは共に人間なんですよね・・・
2012/03/05(月) 21:02:36 | URL | [ 編集]
あが
ベックマンさん

もう大助かりですよ~。ベックマン様様です。
>
> あがさん何も言ってないなぁ?と不思議に思っていたんですよ、実は^^; で、日本にご帰国されてたりしたから、後で書かれるのかしら?とか・・・(とってもよけいなお世話だわ(笑))
完全に見落としておりました。と言うか、ツイッターもFBもチェックしてなかったんですね。
>
> ジョンさんステキですよね~なんかこうおしつけがましくない芯の強さみたいなのが好き♥(o^-^o)
うんうんうんうん!素敵ですよね~。
youtubeのコメント欄でもhotとかsexyとかキャーキャー言われてました(笑
「奥さんと離婚しないかしら」まで言ってる人もいたりして。
こういう旦那さんだと安心して犬のこと任せられるからいいなあ(←そこか!)
2012/03/05(月) 21:58:56 | URL | [ 編集]
あが
るーままさん

うんうん!嬉しいですよね~。

> 人間としてひとつ罪滅ぼしが出来たような気がします!
> 善し悪しに関わらずなんもしてないのに^^;
ははは!るーままさんのこの1人突っ込みが好き。

闇闘犬の世界にちゃんとした基準なんてないですからね。
ピットブル達も実際には純血ではなくて色んな血が入っているようなので
雌だから体が小さくて不利ってこともなかったようですし。
ジョージアの凄い所は体の強さもさることながら精神の強さが桁外れなところ。
あの一頭だけ殺処分になってしまった黒犬みたいに正気を失っていたとしても
何の不思議もないような状態を生き抜いてきて、こうして見事に立ち直ったんですもんね。
これからは誰よりも幸せにならなきゃ、おかしいよね~。
2012/03/05(月) 22:05:08 | URL | [ 編集]
あが
まろちゃぶ母さん

そうなんです。これからは幸せ一杯まっしぐら!
ベストフレンズの人達が認めた里親さんだから
幸せにしてくれるのは間違いないです!
2012/03/05(月) 22:07:03 | URL | [ 編集]










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