環境省が「動物愛護管理のあり方について」のパブリックコメントを募集しています。
提出の際の参考にして頂けたらと私や他の方々の意見をアップしております。
「動物愛護管理のあり方について パブリックコメント」
もうひとつ、
「動物愛護管理法の一部を改正する政令案 パブリックコメント」
動物を取り巻く環境の改善のため、ぜひご参加下さい。
一番簡単に参加できる方法はこちら!どうぶつ基金さんが作成されたツールです。
2分でOK!動物の法律改正パブコメ1携帯メールも可!!
「ほぼ日」では前回のパブコメの集計結果と今回の募集のわかりやすい説明が発表されています。
犬と猫と人間のはなし。
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「ぽちたま」でおなじみの、だいすけ君の訃報に触れた方も多いかと思います。
ラブラドールのだいすけ君の死因となった「胃捻転」。
ちょうどタイムリーに、犬の雑誌The BARKがオンライン版でGDV(胃捻転鼓腸症候群)のことを記事にしていたので、今日はそのことを。

だいすけ君、お父さんのまさお君に会えたかな。2頭の魂が安らかでありますように。
さて、胃捻転鼓腸症候群(Gastric Dilatation Volvulus=GDV)です。
まずは言葉の説明から。
胃捻転というのは文字通り胃がねじれてしまった状態のことですが、その前段階として胃が風船のようにパンパンに膨らむ鼓腸症という症状があります。
膨らんだ胃の中はガスまたは液体、またはその両方の場合があります。
この膨張した胃がねじれてしまった状態(風船をキュキュッと捻って動物等を作る芸がありますね。胃はちょうどあのような状態になります。)が胃捻転。
膨張だけでもまわりの臓器を圧迫し、正常な血液の流れを滞らせるので一刻も早い処置が必要で、手遅れになると命を落とすことも多いのですが、捻転が加わると事態はさらに深刻さを増します。
ねじれてしまった部分には当然血液が流れませんので、組織が壊死を起こします。
心臓への血液の循環も正常に行われなくなるので、一刻も早く手術を行って胃を正常の状態に戻さない限りほぼ100%命を落とします。
胃が膨張して、捻転を起こし、敗血症や心不全、その他の臓器へも様々な影響を引き起こすので、胃捻転胡張症候群というわけです。

「どうしてそんな病気になるの?」
実のところ、GDVの原因はいまだに明らかになっていません。アメリカではガンに次いで、犬の死因の第2位に入るほどメジャーな病気だというのに、はっきりとした理由はわからないままなのです。
ただ長年の研究や経験から、リスクの高い犬のタイプ、リスクの高い行動やパターンは明らかになりつつあります。
リスクの高いタイプというのは、昔からよく言われているのは「胸の深いタイプの大型犬(45kg以上)」。

こういう胸の深い体型は高リスクグループ。あらら・・・。
グレートデーン、ドーベルマン、アイリッシュセッター、秋田犬など超大型犬や大型犬に発症例が多いのですが、ごく稀にではあるが小型犬にも発症することがあるそうです。
特に体幹の長いダックスフントは小型犬の中ではリスクの高いグループです。
また、犬種やタイプの他にリスクの高い行動や気質というのもあります。
以下のリストが高リスクグループの行動です。
・食餌が1日に1回
・血縁にGDVの病歴のある犬がいる
・食べる速度が早い
・痩せ形
・フードボウルを高い位置に置いて食べている
・保存料としてクエン酸が使用されているドライフードに水分を加えて食べている
・動物性脂肪が原材料の上位4つの中に含まれるドライフードを食べている
・臆病な性格
・人間または犬に対して攻撃性を示したことがある
・雄犬は雌犬よりも比率が高い
・7歳以上である
裏を返せば、これらのことからリスクを低くすることも可能なわけです
また、よく言われる穀類や豆類がガスを発生させて鼓腸症の原因になるというのも、最新の説では否定されているようです(ただし、これらの摂り過ぎはまた別の問題がありますが)
食べた直後の運動が良くないというのもよく言われますが、食後や運動後以外にGDVを発症する犬も非常に多いことから、それもあまり有力な説ではないようです。

「ちょっとニコちゃん!早食いで痩せ形でビビリって高リスクじゃないの!
その上ニコちゃんドーベルマンかもしれないんでしょ!たいへんじゃないの!」
「ショボ~ン」
大丈夫だニヤ。シンパイショーのおかーさんがちゃんと管理するから。
グレートデーンやドーベルマンなど、特にハイリスクグループの犬種では胃腹壁固定術という手術をなんの症状も出ていないうちに行うという手もあるそうです。
これは腹腔鏡で行う簡単な手術で負担も少なく日帰りでできる手術です。
安価な方法ではありませんが、胃捻転で緊急手術をすることに比べればずっと安く犬への負担も少ないというのが売りです。
ただしこの手術では胃捻転の予防はできますが、鼓腸症の予防にはなりません。
つまり胃が膨張してしまう可能性は残るけれど、さらに死亡率の高い捻転には至らずに済むというわけです。
さて「続きを読む」にGDVが起こった時の症状を動画付きで書いています。
動画は実際にGDVが発症している状態の非常に貴重なものですので、ぜひご覧下さい。
登場する犬は今では元気にしていますから安心して見て下さいね。
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