旧SMILES@LA
長い間お世話になりましたが、2014年10月引っ越しいたしました。

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あが

Author:あが
LA郊外に住むお気楽バカ夫婦と、
ドーベルマン×ウィペット(推定)のミックス犬ニコ(9歳♀)デカスギミニチュアピンシャーのニヤ(8歳♀)の家族です。

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Big Cats in Shambala2
上の記事の続きです。


施設に着いて受付を済ませ敷地内に入るとまず最初にこのケージが目につきました。
思わず名前に目が釘付けです。
だって3年前のハロウィーンに作ったあみぐるみの黒猫をBooと名付けたから。
(Booはその後何度もブログに登場しています。)
IMG_0726.jpg


しかもケージの中にいるのは黒豹!
IMG_0731.jpg
悪いけど、そんなBooと一緒にしないでくれ。

黒豹って真っ黒じゃなくて、よく見ると黒い色の中にちゃんと豹柄があるんですね。
今日間近で見て初めて知りました。
このBoo君はテキサスの個人宅で飼われていたそうです。
体が大きくなって手に負えなくなると、バ飼い主はクローゼットに彼を閉じ込めたそうですよ。
(まあ豹買うくらいだからクローゼットと言ってもウォークイン式の小部屋だと思いたいけれど)
しかも手に負えなくなった理由は、いつもBooとレスリングをしていてどんどん凶暴になっていったからだとか。
バ飼い主も特別な施設に保護した方がいいんじゃないか?と思いますね。

ところでこの写真を撮る時、いつもの癖で膝まづいて撮っていたら
飼育係の人が飛んで来て、「しゃがんだり低い姿勢になったら絶対ダメ!」と叱られました。
こちらが低い姿勢になると、飛びかかってくるのがネコ科の動物の習性なんですって。
ケージは丈夫に作られているので、それで牙や爪を傷つけてしまうこともあるそうです。


さて、こちらののんびりした感じの虎2頭は左がスリラー、右がサブーという名前です。
IMG_0750.jpg
「くー」「かー」


スリラー・・・気になる名前でしょう?その名の通りマイケル・ジャクソンの所から来た子達です。
彼がネヴァーランドを閉鎖することを決めた時、そこに居た動物達が生涯快適に暮らせる場所を探すことが
マイケルが一番気にかけたことだったそうです。
ネヴァーランド専属の獣医さんが「では猛獣達はここに」と推薦して、連れてこられたそうですよ。
この2頭は生涯の飼育費用を持参してやって来た非常に希有な例なんですって。
虎やライオンの平均寿命は約20年。この子達はここに来た時7歳だったそうです。
単純に考えても13年の余命にかかる費用は並大抵のものではないですものね。

ちなみにこの施設全体では一ヶ月の運営費は約700万円かかるそうです。
そのほとんどは寄付でまかなわれています。
このツアーの参加代金も「寄付」という名目になっているので、私たちの税金控除にも使えるんですよ。
先に書いた「里親制度」などももちろん税金控除の対象です。


虎達はなんとなく愛嬌のある表情の子が多いように思います。
IMG_0737.jpg
いたずらっ子みたいで可愛い。


IMG_0760.jpg
耳の後ろの模様がまた可愛らしいと思いません?



左の方にちらりと写っている男性は飼育係のチュウイーさん。
最初のBooもそうですが彼がケージに近づいて動くと、動物達もそばに来て彼について歩くんですよ。
みんなすごく懐いているんです。人間不信の豹のサバンナも彼のことは大好き。
IMG_0763.jpg
ほらね?じっと見ています。


IMG_1361.jpg
こんな微笑ましい一瞬も。



こちらはShambala1のイケメンライオン君。
IMG_0766.jpg
ライオンはたてがみの色が黒く濃いほどモテるんですって。
彼は一番黒くて豊かなたてがみの持ち主。


この施設内ではメスの動物は皆避妊手術を施されていますが、オスは全頭未去勢です。
大型ネコ科動物は去勢するとすっかり元気がなくなってしまってダメなんですって。



アフリカのサバンナに住むライオン達はメスライオンが強くて働き者というイメージがありますが
ここでもやっぱりそうでした。オスライオン達はみんなごろごろ寝てるだけなんだけど。

メスライオン達は常にケージのすぐ側で警戒態勢で待機しています。
あまり近づいて写真を撮ると「いい加減にして!」と起こるのも常にメスライオン。
ほらね?警備中。
IMG_0767.jpg
怪しい輩はいないでしょうね。


彼女も
IMG_0791.jpg
気安く近寄るんじゃないわよ。


この彼女も
IMG_0780.jpg
ほら!そこ!後ろに下がる!


このオスライオンは珍しくフェンスのすぐ側にいます。
IMG_0784.jpg
ここが好きなんだよ。

このライオンもテキサスの個人宅で飼われていたとか。
(なぜかほんっとにテキサスばっかりなんですよ。頼むよテキサス州。)
息子の高校の卒業のお祝いに「新車がいいか?ライオンがいいか?」とバ飼い主親が聞いたら
バ飼い主息子は「ライオンがいい!」と言ったそうなんですよ。
それで子ライオンが家にやってきたそうですが、当然手に負えなくなるわけですね。
結局2年間飼っていたそうですが、ここを探し当てて引き取ってくれと連れて来たそうです。

今も時々元飼い主家族が会いに来るそうですが、規定で元飼い主と言えどもケージのフェンス越しにしか
面会はできないんだそうです。その時ちょっとでも近くに寄りたくてフェンスに思い切りすりすりするんですって。
彼にとって人間はかわいがってくれる大好きな存在で、人間の側に行きたいからいつもフェンスの側で
こうやって寝そべっているんだそうです。・・・やっぱり切ない・・・。


切ないけれど彼や豹のサバンナのように元飼い主の顔を見たら喜ぶ子はまだ幸せなのかなあ。
(でもどう考えても飼っちゃいけないと思うけどね)
栄養失調だったり傷だらけだったりの状態でやってくる子も多いそうですから。


最後はライガーのパトリック君。
IMG_0802.jpg
ライガーというのはライオンを父に虎を母に持つ人間が作り出した動物です。
虎とライオンは生息地域が違うので自然界ではあり得ない生き物なんです。
ちなみにライオンが母で虎が父の場合はタイゴンという名前になるそうです。

この子はイリノイ州の小型動物園で身動きもできないほど小さい檻で飼われていたそうです。
動物愛護団体に保護されて最終的にここにやってきました。
脚に縞模様があるのが見えるでしょうか?
オスなのですがたてがみはライオンよりもうんと短いですね。
つまりライオンの中に入っても虎の中に入っても「異端」になってしまうんですねえ。
人間の勝手で作り出されて、見せ物にされて、孤独な一生を送る・・・。
たくさんの犬達とも重なって、また悲しい気持ちになりました。


たくさん悲しいことを書いてしまったけれど、彼らは今みんな平和な毎日を送っています。
もちろん本来のあるべき姿ではないけれど、もう野生に戻ることは不可能な彼らには
これは一番良い選択肢なのでしょう。
「地球は人間のためだけにあるんじゃない」という言葉を改めて噛み締めた今日の日でした。



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【2010/01/09 23:21】 | アメリカ生活 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑

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