2週間くらい前からわが家のPCに、ある所からメールが届くようになりました。
それはニコの出身シェルターから。

あれ?おかーさんもおとーさんもあそこは大嫌いだって言ってなかった?
はい、その通り。ニコを迎えた時にはとても良くしてもらって施設もきれいで
犬達もよく躾けられていて本当にいいシェルターだったのですが
3年前に2頭目を探していた時に、このシェルターにも行ってみたら
ニコが責任者の女性に呼ばれても近くに行かなかったからという理由で
ものすごく失礼な対応をされて追い返されたのでした。
(その時の記事はこちら 「
ドンデン返し」)

でもそのおかげであたしが来たんだからよかったじゃない。
まあそうなんだけどね。
その後もそのシェルターからは定期的にニュースレターが郵便で届いておりました。
掲載されていた里親募集の犬達を見るとニヤを探していた頃からそこにいた子達も
何頭か残っていて(つまりシェルターで1年も2年も暮らしているというわけ)
その他の子達の回転も非常に悪くて「うちが断られたようにちゃんとした理由もなしに断られてる里親希望の人がたくさんいるんだろうなあ」と思っていました。
そういうわけでメールを見た時も「も~なんだよ~」という感じだったのですが
それでも少し気になるので開いてみたら責任者が変わったという挨拶のメールでした。
「おっ!」と思って読み進むと、これからは郵便でのニュースレターを廃止して全てEメールで配信しますとのこと。そりゃそうよねえ、印刷代も郵送代もバカにならないし、そんなことにお金使うなら犬や猫達のために使った方がいいものねえ。
新しい責任者の人はなかなか有能そうじゃないの!

ふ~ん。ニコのお世話をしてくれてたお姉さん達はまだいるの?
2度目のメールではスタッフの紹介としてニコを勧めてくれたボランティアの女性も紹介されていました。
その他のスタッフの方達も温かい賛辞と感謝の言葉とともに紹介されていて「そうそう、こういうのって現場のモチベーションをあげるのに大切なのよね」と感心。
以前の責任者の頃ですが、このシェルターのGoolgeやYahooの口コミ情報を目にする機会がありました。するとほとんどの人が「施設はきれい。犬達もきれい。でも人が最悪。」とか「あまりに失礼な対応で驚いた。」と評価していて「やっぱりなあ」と思っていたのでした。
うちもわずかな金額ながらここには寄付するのを止めてしまったし
うち以外にもそういう家庭はきっと多かっただろうし
犬達の回転が悪いということはアダプション料金が入ってこないで
経費ばかりがかかるということだし、きっと経済的にも苦しくなってたんだろうなあと想像します。

自業自得ってわけね。
ま、そういうことね。組織はトップ次第で良くもなれば悪くもなるという好例ね。
3回目に届いたメールのニュースレターはペットのためのヒーリングマッサージ講座の案内。
参加費用は250ドルで必要経費を差し引いた分がシェルターへの寄付になりますというもの。
ニコをもらい受けた時の責任者の方の頃はペットウォーキングなどのイベントがありましたが
前責任者の時にはこういう案内は一切なかった。
今回のこういう講座の案内というのは斬新でいいアイデアですね。
2週間の間に3通のEメール。以前の郵便でのニュースレターは2ヶ月に1回。
これで「あ~今度の責任者は本当に有能だわ」と確信してシェルターのウェブサイトにも行ってみました。思った通り、サイトのデザインも一新されて見やすくなっておりました。
さらに以前はなかった「犬や猫をシェルターに連れて来る前に考えて欲しいこと」
「シェルターの犬や猫の里親になることの意味」「迷い犬や猫を見つけたら」などが
詳しくわかり易くしっかりと説明されています。
短い期間に2~3回見たら、その間だけでも里親の決定した犬達がたくさんいました。
よかった~。ニコがお世話になっていた所だから、あの時深く失望したとは言えやっぱりこうして改善されるとすごく嬉しい!

うん!ニコも鼻が高いよ!
ニコもこれでまた
Pet Orphans of Southern Californiaはニコのお里ですって胸を張って言えるね。
↑里親募集の犬達のページのリンクを貼ってみました。
もちろん英語のサイトですが、興味のある方はクリックなさってみて下さい。
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